在光寺

四脚門の柱が石段を降りたところに立てられている。

(広島県廿日市市宮島町)

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在光寺。住宅街の中にあって、境内は山を背負っていて緑のある落ち着いた寺。

山門は四脚門だが、前側の柱が石段の途中に立っているため、後ろ側と長さが違っている。門の分類上、門扉を持っていてその前後に柱があるものは四脚門としているが、このように屋根の荷重が中央の柱に乗っている門は、前後の柱を添え柱と見なして、棟門と呼ぶべきなのかも知れない。

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境内の外部に面したところに辻堂がある。地蔵堂のようだ。

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境内に入ると正面に本堂。

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右側には薬師堂。

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薬師堂と本堂の間には玄関。

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庫裏はぬれ縁のある落ち着いた雰囲気の建物だ。

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境内の横の路地を入ると今伊勢神社という神社があったが、体力的にちょっと無理っぽかったので参詣せず。

(2002年08月29日訪問)