当サイトで、現役の鉄道駅を紹介するのはこれが初めてだ。私は鉄分0%のため、これまで、現役の鉄道の写真を撮ったことはほとんどなかった。
なので、鉄道駅を観賞するとき、どのあたりがチェックポイントになるのかまったくわからない。
下仁田駅は木造で、関東の駅百選にも選ばれているが、外観上は特にフォトジェニックな建物ではないと思う。(そういう観点でいえば、稚蚕飼育所はどうなんだ、と言われそうだが。)
下仁田駅は上信電鉄の終着駅。「上信電鉄」の「信」は長野県のことで、元々は長野県につながるはずの鉄道だったのだ。
待合室から、表通りをみたところ。
表通り側から、改札方向をみたところ。
同じ下仁田の町歩きをするのでも、高崎から鉄道を使ってこの駅に降りたったら、ずいぶん違った印象だったかも知れない。
券売機や窓口のある側。
ガラスの裏面から彩色された古い路線図でもないかと期待したが、残念ながらなかった。そういったものがついこのあいだまで駅にあったような気がするのは、歳をとった証しなのだろう。
ホームは櫛形で、終着駅らしい風情がある。
改札は昔ながらの造り。もしかして、駅員さんが入鋏するのだろうか。
一応、初めての駅撮りだったので、駅員さんに許可をもらってから撮影した。
(2008年06月28日訪問)