会場の山の神神社

秋畑から上日野へ越える峠にある神社。

(群馬県甘楽町秋畑)

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前ページの那須を訪れた日とはまったく別の日なのだが、那須から上日野へ抜ける峠を越えたことがあった。那須を紹介したついでに、その峠越えのときのことを書いておこうと思う。四月上旬で峠付近の日陰にはまだ残雪がある季節だった。

峠には山の神神社がある。この峠のあたりの地名は「会場(かいしょ)」らしいので、会所の山の神神社としておく。

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峠へ向かう道の途中、道ばたの樹の上にクマ棚があるのに同乗者が気付いた。

クマ棚とは、ツキノワグマが木に登ったときにできる痕跡だ。周囲にはかなりの面積の落葉広葉樹林があるので、ツキノワグマもいるのだろうが、それにしてもこんな道路のすぐ横の木に登るのだから大胆なものだ。

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気付いてあたりを見回すと、いくつもクマ棚がある。

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上の写真を拡大したところ。

私が住む四国ではツキノワグマはかなりの希少種になっている。一応、山に行くときはクマ除けスプレーは持って行くが、ちょっとやそっとでクマに遭遇することはないだろう。

北関東ではこうして人里近くの山で生々しくクマの存在を感じることができるというのは新鮮な驚きがある。

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その同じ日、やはり近くの塩沢峠で見かけたニホンジカ。ツノの感じからして3歳のオスではないかと思う。

そのときの映像

(2011年04月02日訪問)

図解/古建築入門: 日本建築はどう造られているか

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西 和夫 (著)

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寺院建築の架構が最も理解しやすく書かれている本だと思います。