藤岡市街地の東のはずれ、もう新町に近いあたりのエリアに移動。
きょうは新町付近を出発点に捜索したので、藤岡市街を半時計まわりに巡ってきたことになる。高崎市に近いエリアにはもう飼育所は残っていないかな、と思ってなかばあきらめムードだったのだが、3ヶ所目で飼育所を見つけることができた。
越屋根が異様に大きな建物で、見慣れない外形の飼育所だった。
現在は、学童保育所になっている。
側面には土室育特有の換気口の跡。
埋められているところもあるようなのだが、片側に7室、両側で14室の土室があったのだろう。片側8室のほうがキリが良さそうだが、中途半端な設計だ。
飼育所を南側から見たところ。
道路の左側までが市街地で、右は水田が広がっている。
この用水路、ちょっと気になるところがある。左側は文化塀で固めてあるが、右側はおそらく土の斜面になっている。
水底を見ると、シジミの貝殻が敷き詰めたように沈んでいる。これ、近所の人がシジミの味噌汁の食べかすを台所から流したものではない。この川に生息しているシジミの死骸だ。
手前に生えているのはミゾソバか。
かなり生物が豊かそうな水路だ。
もしかしたらこの水系でゲンジボタルが見られるのではないか。
(2008年12月30日訪問)