カレン州へ向かうAH1号線、その途中のウォー(ဝေါ)という町で鉄道橋が見えるのが前から気になっていた。バスの自分が座っている側にあるので車窓から写真を撮ってみた。ちなみにミャンマーでは橋は写真撮影禁止といわれているので、おおっぴらに撮影するのはやめておいたほうがいいかも知れない。

これはどう見ても可動橋だ。

真ん中の橋脚から右側が持ち上がるようになっている。

転動跳開橋というタイプの跳ね橋である。

写真で円弧状の部材と、その下にある直線上のレールにラックがあって、歯車が噛みあうようにゴロンと回転する。このタイプの可動橋は日本にはないのではないかと思う。

跳開部を鉄道側から見たところ。

いつか、ミャンマーで自由に橋や鉄道の写真を撮れるようになったら、思う存分見てみたいものだ。