パアンの中心街のシンボル、時計塔。もう少し早く紹介すべきだったかもしれない。
ミャンマー国内にはイギリス植民地時代にエリザベス女王から送られた由緒ある時計塔がいくつかあり、他の町でもそれを模して時計塔を建てたのだろう。パアンの時計塔は古いものではないが、大きな町で時々こうした時計塔を見かける。
四角柱で、デザインはどの面も同じ。
夜の風景。カレン民族のシンボルである「戦鼓と水牛の角」の部分が光る。
時計塔から北側は長距離バス乗り場になっている。始発のバスターミナルは郊外にあって不便なので、ほとんどの利用者はこの時計塔の北から乗車する。
日本の長距離バス乗り場と同様、目印がなく慣れていないと利用するのはむずかしい。乗り場を間違えた外国人がダッシュしているのを頻繁に見かける。
2014年現在オススメは西武の観光バス車両を使っている会社。団体旅行などで使ったむかしの車両だが、日本製なのでシートがしっかりしていて乗り心地がよい。
切符は時計塔の西側の販売所で買える。当日ではなく事前に予約したほうがよい。
この売り場は、看板に英語で行き先が書かれているのでわかりやすい。
ただし到着するバスの行き先表示はミャンマー語だけなので、到着時刻がきたらフロントガラスに「ရန်ကုန်⇔ဘားအံ」の文字のあるバスを探そう。「Yangon⇔Hpa-an」という意味。
このおばちゃんが切符売り。
英語が通じるのかな。まあ、通じなくてもたいした問題ではなさそう。ヤンゴンへ行きたいといって日時を言って料金を払えば、バスの時間と座席番号が書かれた切符を渡してくれる。
パアン→ヤンゴンは片道400~500円。
バス乗り場の付近には、サングラスや腕時計などを売る店がある。
サングラスけっこう売れてるみたい。
(2014年07月05日訪問)