ラクミー村の象舞い

満月祭の寄進を集めるための門付けだという。

(ミャンマーカレン州パアン)

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サルウィン川の自然堤防上の村を抜けていくと、途中、にぎやかしく人が集まっている家があった。

かぶり物をした人々がいる。

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どうも日本でいう獅子舞のような感じのもののようだ。

ゾウと2人の戦士(?)、2人の精霊(?)が登場する。

獅子舞ならぬ「象舞い」か?

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囃子は太鼓とシンバルみたいな楽器。

リズムと合いの手が主で、メロディっぽいものわずかに感じられるが、はっきり聞き取れない。

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猛り狂うゾウを、戦士が手綱をとって鎮めようとする場面。戦士じゃなくて、ゾウ使いかもしれないのだが、男は剣を持っていて、執拗にゾウの脚部を攻撃している。

精霊はゾウの周りでクルクルと踊っているだけで、何の役にも立ってない模様。

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一人目の男の攻撃でゾウはよろけ始める。

続いて、ものすごくファンタジックな剣を持った男が登場して、ゾウはやっと鎮まる。

本当は物語があるのかも知れないが、見てわかるほどではなかった。日本の神楽に近い感じがした。

動画

あとで、仕事のスタッフに動画を見てもらったら、これは寄進を集めるための門付(かどづ)けらしい。ダザウンダイン祭(満月祭)が4日後にあるため、その寄進を集めていたのだろう。

(2015年11月22日訪問)

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