浄土真宗教善寺。
生目神社から向山の山麓をさらに南へと進むと、道は県道22号線へ出る。このあたりになると、もう散策している観光客はまったくいない。
この道路は私が宇野港から倉敷市街へと入るときに通る道で、車窓からの記憶にある寺である。そこへ徒歩で参詣するのはちょっと感慨深い。
寺は崖の上にあるので、緩やかな石段を登っていく。
山門は薬医門。
山門は敷地の横を向いている。
本堂ほか建物はみな新しい。築20年は経っていないだろう。
本堂の前はすぐ崖で、本堂の写真を撮るには引きが足らなかった。
倉敷の町歩きもこの寺あたりが南限だろう。実際、この辺りにはもうまったく観光客を見かけない。
これから倉敷川運河に沿って北上し、駅方面に戻ることにする。
(2003年04月27日訪問)