盛隆寺の塔頭(たっちゅう)を順番に紹介していこう。「塔頭」とは大きな寺院の境内にある小さな寺院である。もともとは中国の禅宗の仕組みで、引退した住職が寺院内にとどまるために住む場所だったものが、小さな寺院として独立するようになったのだという。 最初に紹介するのは、参道の塔頭街、左側の1軒目、安祥院。 山門は棟門。 中は民家ふうの庫裏が敷地いっぱいに建っている。 (2003年04月27日訪問)