ディサストンビェパゴダ

パヤーナズゥパゴダの山門の横にある小規模なパゴダ。

(ミャンマーカレン州パアン)

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パヤーナズゥパゴダの参道の入口にあった単独のパゴダ。

日本的な感覚でいうとパヤーナズゥパゴダの塔頭(たっちゅう)のような位置関係にある。塔頭とは大寺の僧侶が隠居するためなどの用途で門前などに建てた小さな付属寺院である。

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ミャンマー基準でいえば中規模の仏塔で、とりたてて目立つ寺ではない。

でも日本に同じようなパゴダがあったら、かなり目立つであろう。

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細かいデコボコがなく、八角形が相似形に逓減するシンプルなデザインは、パヤーナズゥパゴダと共通する。

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境内の一角には壁のない小屋があった。

この寺院の僧侶が寝起きしている場所である可能性が高い。パゴダだけ立派に完成している寺院でも、僧侶は粗末な草屋根の小屋で暮らしていたりする。

(2016年12月17日訪問)

福岡県の神社 (アクロス福岡文化誌 6)

単行本 – 2012/5/1
アクロス福岡文化誌編纂委員会 (編集)

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