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ミャンマー・カレン州北部へ

6度目のカレン州滞在。気になっていたいくつかの山に登ってみた。これまでネットではあまり知られていない、カレン州北部の様子も紹介したい。

広域地図

カレン州はミャンマーの東部、タイと国境を接する南北に長い州である。州都パアン(Hpa-an/ဘားအံ)は、その南北の中心に位置している。

パアン訪問は6度目。3回目の訪問までは州内のめぼしい観光スポットを見尽くしてしまったのではないかと考えていた。だが現地の地理に詳しくなり、日本の田舎の寺巡りのノリでパゴダを巡り始めてからは、まだまだ見どころは尽きないと確信した。よってこの6度目の訪問でも、数回の休日の出かける先に困ることはないのだった。

今回はパアン市郊外のパゴダのある小山にいくつか登るつもりだ。その中で絶対外せないのは、市の東部15kmほどのところに突如として出現したデートスポット、トゥンウェン山パゴダだ。

トゥンウェン山は急峻な岩山だが、最近山頂が整備され登りやすくなった。パアンの若者たちがしきりにSNSに自撮り画像を紹介するようになり、私も存在を知った。そのブームは日本でいう流行り神に近いかもしれない。

そのほか、今回はカレン州のパアン市から離れた各地を訪問したので、少しだが紹介しようと思っている。多くは観光で訪れるような土地ではなかったが、北部のタンダウンジー(Than Daung Gyi/သံတောင်ကြီး)はいずれ、日本人が訪れるスポットになりそうなポテンシャルを感じられた。