チャイッコウパゴダ

シリアム地区最大のパゴダ。

(ミャンマーヤンゴン管区ヤンゴン)

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シリアム地区の中心となる巨大パゴダ。地域の放射状の街道が集まる中心点にあるので、どの方向から来てもよく目立つ。

どうやらこのパゴダが今回のミャンマー滞在の最後の訪問地になりそうだ。

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パゴダへのアクセスは階段街とエレベータタワーの2通り。ミャンマーの巨大パゴダによくあるパターンだ。

登りはエレベータを使い、下りは階段街を歩くことにしよう。境内は裸足になるのでタクシーの中で履物を脱いでおいていく。

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エレベータの上層階。

よく見ると外国人は入場料$2みたいなことが書かれていたが、払うの忘れた。エレベータの通路で徴収しているのではなくて、自分から寺務所の窓口に行って支払う方式だったようだ。

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さて、肝心のパゴタといえば、シュエダゴンパゴダのコピーみたいな形。別に悪くはないんだけど、少し食傷気味なんだよなぁ。実は自分は巨大パゴダはあまり好きじゃないのかもしれない・・・。

よくミャンマーを旅行で訪れた人が「パゴダばかりで飽きた」というのを聞いて、じゃあミャンマーに何しに来たんだよ!?と思ったこともあったが、いまならその気持ちが少しわかる。

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パゴダ拝殿。

パゴダが巨大なので、拝殿も巨大だ。

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パゴダ拝殿の内部の仏陀はやや個性的なお顔。

跪拝用のマットの上ではネコがごろ寝中。

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このパゴダではほかにもネコをよく見かけた。ミャンマーのネコは短毛で痩せているのが多い。

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パゴダの周囲には定番の八曜日の遥拝所がある。

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パゴダの上部へ登れる階段があった。

確か、特別料金か何かで基壇の上に上れるというような話を聞いたことがある。

おそらく女人禁制、外国人もダメかもしれないが。

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パゴダの周囲は白いタイルが敷き詰めてあり、小石ひとつおちていないから安心して歩ける。

ヤンゴンの立派なパゴダはどれもこんな感じ。カレン州のお寺と違ってすごく洗練されている。でもその一方で、その洗練が単調に感じられてしまうのだ。

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鐘つき堂。

日本の寺の鐘と同じくらいの大きさ。ミャンマーの鐘は小さいものが多いからめずらしい。

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なぜか境内にATM。

寄進をしたくなったときに、いつでもお金を下ろせるようにするためなんだろうなあ。それ以外考えられない。

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あ! ゲーム系賽銭箱発見!!

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構造はいたってシンプル。

回転する鉢にそれぞれ違う願い事が書かれている。鉢にうまくお金を投げ込むことができれば、その願いがかなうというもの。

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中央の巨大パゴダを取り巻くように小さなパゴダやお堂が続いている。それをひとつひとつ覗き、写真を撮っていくわけだが、とても全部を紹介できない。たぶん、全部を紹介しても同じような写真ばかりになりわけがわからなくなるだけだろう。

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マハムニ大仏のレプリカがあった。

誰もお参りしてない・・・

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寝釈迦堂。

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誰もお参りしてない・・・

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ミャンマー人も、あまりの堂の多さに飽きてくるのだろうと思う。

いちばん人が多かったのは、この展望所。屋根があるので暑い日もここでくつろげる。仲の良い友達同士やカップルが景色を眺めながらまったりする場所だ。

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パゴダは小山の頂上に作られていて、東西南北に回廊つきの階段がある。

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南の方角。小さな丘の上にパゴダが見える。時間を気にせず、ああいう小さなお寺をひとつひとつ巡れたら楽しいだろうなとは思う。

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四方の階段のうち一番にぎやかなのは東階段で、下部に仲見世がある。

ここを通って、タクシーを待たせてある駐車場まで行こう。

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仲見世は20軒くらいか。

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おもちゃ屋。

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謎の生薬屋。

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マッサージ屋。

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仏像屋。

今回、この門前の仏具屋で、ポーポーアゥンの仏像を購入。

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家に持って帰って、以前にメーラムー寺院で購入したボーミンガウンと一緒に飾っている。

いい買い物ができた。

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今回のミャンマー滞在の最終日は立派な寺だけを見たため、逆に物足りない一日になってしまった。

仕事をしているカレン州では、ヤンゴンに比べると寺は質素でお金もかかっていないが、山あり川あり洞窟ありで個性的な寺が多い。カレン州は実は寺巡りをするのにも意外にいい所なのではないかという気がする。まだすべてを見尽くしたわけではないから、次回また仕事があれば引き続きカレン州の寺々を紹介できるだろう。

(2017年01月10日訪問)

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ムック – 2022/7/26
島田 裕巳 (監修)
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