赤い砂漠の外周の僧院のひとつ。
先ほどまでの僧院に比べると、建物が新しく、色使いも鮮やか。こんな感じだと、参詣するのにもためらう必要がない。
山門には四角いパゴダ様の物体が載っていた。
こういうオブジェの載った楽しそうな山門を持つ寺は、ふらっと立ち寄っても大丈夫だ。修行僧が修行しているだけでなく、たいていはパゴダや仏殿など拝むための施設がある。
山門の後方が小屋になっていて休憩できる。このように山門の直後にベンチがあるパターンはこれまでにも僧院で見かけた。
小屋には大きな木魚が下がっている。
この僧院の中心的な伽藍はこのパゴダ。
ここにも扁額があり「パィプィン・ゼディド」とある。「ゼディド」というのは「仏塔」のことだ。当サイトでは「ミャンマー式仏塔」を「パゴダ」と表記することにしているので、この塔は「パィプィンパゴダ」となる。
「パィプィン」は通訳さんに「ヌの花が咲く」というような意味だと言われた。(聞き違いかもしれない。)
これはパゴダに付属するタコンタイ(石柱)。パゴダのタタキ部分の角に設置されていた。
このようにパゴダにはペアになる1本のタコンタイが併設されていることが多い。
背後の建物は講堂であろう。小規模な寺なら、
建設中の小型仏殿。
屋根がまだできていないうちから仏像を搬入するというのが大ざっぱすぎないか。
(2016年12月18日訪問)