コーカレイのゾウのことを書いたので、ついでにもうひとつゾウのネタを紹介しておこう。
ヤンゴンからカレン州に向かう国道8号線のパァヤジーという町に、ゾウが見える場所があるのに気付いたのはしばらく前のことだ。しかしこの区間はほぼ長距離バスで移動するため、車窓に何か見えてもそこで降りてじっくり見ることはできない。
たまたま、仕事でタクシーをチャーターしてヤンゴンからカレン州に移動したことがあって、そのときにその場所を通ったため、休憩をかねて寄ってみることにした。
そこはウィンガバゥ・エレファント・キャンプというゾウの飼育施設だった。
ところが、料金を見てビックリ。
入園料2,000円、ゾウ乗り体験(25分)2,000円、いずれも外国人料金。これ、高すぎないか、いくらなんでも。象に乗るには入園料も必要なので合計4,000円になる。
ちなみに、ミャンマー人料金は入園100円、ゾウ乗り500円。
入園するとゾウの芸を観たり餌ヤリ体験ができるもよう。
私はどちらかというと、ミャンマーの外国人割高料金には寛容なのだけどこれはだめだ。ローカルが100円なら、外国人はせいぜい入園料500円でいいだろう。
いや、もっといえば総額4,000円でもいいのだけど、それだったら半日飼育員体験的なやつで、ゾウの調教体験とか、救命胴衣を付けてゾウと一緒に川で水浴びするようなアドベンチャーメニューが必要だろう。
結局、私たちは入園せずに立ち去ることにした。入園料が値下げされれば来ることがあるかもしれない。
ゾウに乗っている家族連れがいた。
(2017年11月17日訪問)