スッドンピェパゴダ

境内は大きな丸石が転がる奇景。

(ミャンマーカレン州タンダウンジー)

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タンダウン(タンドン)の休憩ポイントで、職場スタッフたちが川に足をつけているあいだに、その横に寺があったのですかさず参詣した。

寺の外周は白い塀で囲まれているのだが、一部、ナッ祠のような場所が塀の外からも参詣できるようになっている。

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これがその祠。

3部屋が連結した長屋方式。

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左側の部屋。

男女の神様と思われるものがいる。眷族はトラ。

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黒ずくめの女祈祷師ふうの神。

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太った感じのエビスさまみたいな神様。

おそらくすべてナッ関係と思うが名前はわからない。

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お寺の名前はスッドンピェパゴダ。

「祈りのパゴダ」みたいな意味、よくある名前だなあ。

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境内には川床同様に、風化して丸くなった岩がごろごろとしていて、その上にパゴダが建てられている。

なかなかの奇景だ。

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メインとなるパゴダの周囲の岩の上にも、小さな仏塔や仏像があった。

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メインのパゴダは基礎が高く、八曜日の守り本尊が配置されている。

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パゴダの横にあった怪しげな穴。

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残念ながら浅い穴で、内部は瞑想所のようだ。

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境内の岩の上のいたるところに小さな仏塔がある。

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岩の間は真砂土みたいなもので満たされていて、容易に歩き回ることができる。

日本でもこういう地形の場所に岩座が作られたりする。

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僧房。

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講堂の横に、シンウーパゴ。

花御堂のような建物が付属して造形されているため、仏像自体は小さくて、25cmくらいしかない。

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その横に黒い猿神がいた。

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シンティワリ堂。仏陀の直弟子のなかでも特に信仰があつい羅漢の一人。

黒い猿神と、天部の神がシンティワリを拝んでいるという構成かもしれない。

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その横には仏殿があった。

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得度堂。

出家した者が僧となるための儀式をするお堂。

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得度堂の目印である結界石。

このような二重の結界石が得度堂を取り巻くように埋められている。

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この寺の前から先は、タンダウンジーへの登山路の入口となる。

左の道を行けばタンダウンジーへ、右の道は国道5号線でカヤー州の南部方面まで行くことができる。

(2017年01月05日訪問)

復興建築 モダン東京をたどる建物と暮らし (味なたてもの探訪)

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栢木まどか (監修)
関東大震災後、現代の東京の骨格をつくった「帝都復興計画」と、未曾有の災害から人々が奮起し、建てられた「復興建築」を通して、近代東京の成り立ち、人々の暮らしをたどります。

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