タコがあった同じ松茂中央公園にはもうひとつ滑り台がある。
タコからは50mほど離れたところにある直線型と螺旋型のコンビ滑り台だ。
ヨーロッパのロマネスク様式の城をモチーフにしたかと思われるデザインで2つの尖塔をもつ。
色彩はパステルカラーだが、必然性のない塗り分け方になっている。
高いほうの尖塔にはコギャルが登って、2人で落書きなどを調べている様子‥‥。
低いほうの尖塔は内部にはしごがあり、直線の滑り台のデッキレベルまで登ることができる。
内部の様子。
ロマネスク様式らしい薄暗い室内だ。
デッキ部分に立つと、尖塔の回りには細いキャットウオークがある。あまりにも狭く、服が青くなりそうだったので入らなかったが。
第一デッキからはまた階段があって、尖塔へと昇ことができる。
螺旋型の滑り台の特徴でもあるのだろうが、かなりの高度感がある。
私が幼いころ住んでいた地域には螺旋形の滑り台がなかったので、このような高度のある滑り台にはほのかな羨望を感じてしまう。
第二デッキまで上がって下を見下ろしたところ。
滑降部は磨き上げられてぴかぴかに光っていた。幅はせまくて大人が滑るのは困難そうだ。
よく見ると滑降部と柱を結んでいるスポーク状の梁の上のペンキが剥げている。この梁を登る子供がいるんだろうなあ。
なお、これと同じ形の滑り台をネットで見たことがあるので一点モノではなく既製品である。
(2003年08月17日訪問)