小松島市の金磯町というところにある弁天山砲台跡を見にいったついでに、羽ノ浦でポニーを飼っている家があるというので立寄ってみた。
そのポニー牧場(?)のすぐ隣が親水公園になっていて、駐車場もあったのでそこに車をとめた。
親水公園の言われはよくわからないが、このあたりの沖積平野にかつていくつか流れていた河川が取り残されてできた沼ではないかと思われた。似たような経緯の公園として、同じ羽ノ浦の桜づつみ公園を過去に紹介している。羽ノ浦はそういう沼を大切にしている地域なのか。
沼は護岸が整備され、いまは公園の池に成り下がってしまっていた。
意味のない水車のオブジェが回っていた。
小松島と阿南には現役の揚水水車群があり、いずれ必ず紹介したいと思っているが、もしかすると羽ノ浦にもかつて水田地帯に揚水水車が見られたのかもしれない。
遊具は複合遊具の滑り台とカモメ型雲梯。
滑り台は大永ドリーム社製と思われる。
鉄製滑り台は滑降面が直線になっているものがほとんどだが、大永ドリーム製の滑降面はカーブを描いていて、傾斜が逓減しながら減速するという設計だ。
そのため、滑り出しが普通の製品より急になっていても、終端部でうまく減速するため地表に尻が激突することもなく、存分に滑りを楽しむことができるという特徴をもっている。
さて、本来の目的のポニー牧場だが、公園の南側の道路を挟んだところにあった。
もともとサイトで紹介するつもりはなかったので、わかりやすい写真がない。
ここは個人が運営しているポニー牧場、というか、ミニ動物園で、ポニーとクジャクが飼われている。
ちょうどオーナーのおじさんがいたのでポニーと触れ合うことができた。
取材してからもう10年以上たってしまったが、おじさんはまだ元気にしているだろうか。
ちなみにこのポニー牧場は以前紹介した宮倉農村公園と直線距離で50mしか離れていない。効率よくないなぁ・・・。
(2008年03月08日訪問)