萩の武家屋敷街のエリアにある寺、長寿寺。十三重塔があるというので行ってみた。
もちろん木造の十三重塔が簡単にあるわけはなく、石造塔だった。でもとりあえずお参りしていこう。
山門は四脚門だが門扉が閉じていた。腰長押もある立派な四脚門であり特別なときしか開けないのかもしれない。
この寺には別に通用門もある。通用門は薬医門だった。
寺の門というより城門のようなスタイルだ。武家屋敷か城からの移築かもしれない。
通用門を入るとすぐ左手に千手観音堂(左)、地蔵堂(右)がある。
その先には不動堂。
案内板によれば不動像は藤原時代で県文。
不動堂の背後は台所か浴室のような感じの建物があり、庫裏まで棟がつながっている。
庫裏の左には本堂。
本堂は本瓦葺きの錣屋根。
本堂の右側には玄関がある。
本堂の左には重層の鐘楼(鼓楼?)がある。おそらく鐘楼の下は廊下になっていて、左側の位牌堂へとつながっている。
これが十三重塔。鎌倉時代末のものでこちらも県文。
城下町で駐車場には難儀するが、寺の境内に何台か駐車できる。
(2004年05月02日訪問)