北方八幡宮の隣りの敷地に寺があった。
いや、隣りの敷地というより八幡宮の敷地内の社務所の裏側、というような場所である。これはおそらく神仏混淆時代には神社と一体だった神宮寺なのだろう。
すでに何度か書いているけれど、八幡宮に神宮寺が現存しているケースが多いように感じられる。この菩提寺もその一例である。
本堂は方丈っぽい造り。後付けで濡れ縁とか階段が増設されているが、本来は正面から出入りするような建物ではなかったようだ。
本堂の右側には庫裏がある。
本堂の左側には向拝の付属した観音堂。
そのさらに左側には地蔵堂と鎮守社があった。
(2004年05月04日訪問)