きょうは午前中だけ時間があったので、郊外に新しくオープンした鍾乳洞と仏教テーマパークへ行ってみることにした。
またまたパアン空港からトゥーノェユア僧院への道を通っている。この道よく通るんだよなぁ。この先にある村の名前をとって「ビェッカ街道」って名付けることにしよう。この道は大きく円弧を描いてターマニャヒルまで通じている。およそ外国人が通行するような道ではないが、いつか全線を走破したいものだ。
途中、トゥーノェユア僧院のあたりから北の方向の丘にパゴダが見える。
実はあのパゴダ、前にこのあたりを通ったときに入口まで行ったが、日が暮れて暗くなっていたので参詣せず引き返したことがあるのだ。
今回素通りするともう行かなくなってしまいそうなので、立ち寄ることにした。
参道は未舗装の緩い坂道で丘に登っていく。
途中からはオートバイの運転テクニックがかなり要求される、荒れた未舗装の道に変わる。
急なうえ、砂質の路面はちょっとでもひるんだらそこでゲームオーバーになる。
でもなんと持ちこたえて、寺の駐車場まで登った。
講堂らしき建物と金色のパゴダが見えた。
まず寺の名前を確認するために講堂へ行ってみよう。
講堂はまだ造りたてという感じで、コンクリート打ちっぱなし。このあとペンキを塗るのだろう。
中に入ってみると、お坊さんが裸で沐浴していた。
遠慮して、いったんパゴダを見てからもう一度訪れてみたら、もうお坊さんはいなかった。
講堂の裏には水のタンク。屋根に降った雨水を溜められるようになっている。それにしても、パイプを斜めに渡しただけというかなり危うい構造だ。ミャンマーで水道管に使われる塩ビパイプは、日本のパイプの規格に比べると肉薄で、強く押したらたわむくらいの強度しかないのだ。
そして色は水色しかない。
講堂の裏には僧房があった。
水タンクの横の祠。
特に神様は祀られていないが、こうしたものはたぶん(ミャンマーの精霊信仰である)ナッ神への捧げ物を置く祠なのだと思う。
この寺のメインのパゴダ。
基壇が大きく中に入ることができる。
内部の様子。
特に仏像などは祀られておらず、スノコが置かれているだけだった。瞑想に使っているのか。
パゴダ横の鐘つき柱。
パゴダと対になるタコンタイ(石柱)は上部にオシドリがいるタイプ。
ほとんどのパゴダは、パゴダとともにタコンタイが対になって作られる。
パゴダのところから一段下がった平坦地には説話ジオラマ館がある。
仏陀が悟りを得るまえに過酷な修行をしているところ。
仏陀が悟りを得たあと、初めて説法をしたところ。
そのご入滅までの物語が壁画に描かれている。
ジオラマ館の向かいに小さなお堂があった。得度堂か。
山頂からパアン市方向をみたところ。
(2019年02月17日訪問)