土庄八幡神社の参道に、島四国の札所への登り口がある。
寺は小高い丘の山頂部分を占めていて、その丘を巻くように登る車道がある。
ただし道は部分的に狭く、乗用車は通れるがマイクロバスなどはちょっときびしそう。
山頂に到着。
ここには第62番と第63番の2つの札所がある。
面白いことに、2つのお堂が長屋のように連結している。神社ではよくあるけれど、仏教のお堂でこういう横に連結しているのって、あまり見た記憶がない。
左側が第62番大乗殿、右側が第63番蓮華庵となっている。
それぞれに回向柱と善の綱がある。
どこも同じような仕様の回向柱と綱なので、霊場会などが一括して設置したのかもしれない。
本堂の向かいには、末社的なお堂が並ぶ。
左から、東司、石鎚神社、薬師堂、大師堂になっている。
石鎚神社の内部。
蔵王権現像╳2と、不動明王が祀られている。
薬師堂の内部。
素朴な造形の立像。
大師堂の内部。
末社のアパートの横は地蔵堂になっていた。
ほかに、本堂の南側に荒神社がある。
境内から北側には
土庄港に停泊中のフェリーや土庄八幡神社参道の火の見櫓が見えていた。
(2007年10月07日訪問)