さらに三都半島を南下する。吉野崎という岬をまわり、吉野という集落に入る。
この集落の唯一の寺、小豆島八十八ヶ所霊場第30番札所、正法寺。
山門は唐破風着きの重厚な四脚門。
ちょっと頭が重たい印象の門だ。
本堂の右側には渡り廊下で接続した大日堂がある。
本尊の大日如来は平安後期の作と考えられていて、脇侍の持国天、多聞天とともに県重文に指定されている。
本堂の前には鐘堂がある。
回向柱があり善の綱が結ばれているが、、、
その綱は大日堂のほうへと続いていた。
本堂の左側には庫裏があった。
寺の裏手は穏やかな丘陵だ。
(2008年10月12日訪問)