きょうは天気がいい。
1回目の訪島で夕方になり撮影に失敗した三都半島西岸の墓地の撮影をやり直した。
その三都半島の南端をぐるりと廻って、東岸の谷尻という集落へ入る。
その入口に共同墓地があった。
取り立てて目立つ墓地でもなかったのだが、霊屋があったので写真を撮っておく。
墓地から谷尻集落へ降りていくと、不思議な間取りの民家があった。
それは北西側が開いたコの字形の間取りの民家だ。
農家の母屋と納屋などが接続してL字形やコの字形になった民家は徳島の藍農家などでもよく見かけるが、これはそれとは様相が違う。藍農家などは日照のある南側が開いたコの字だが、これは南側が納屋で北向きのコートハウスのような設計なのだ。
あらためて気になって衛星写真を見てみる。
これは二つ隣りの集落の吉ヶ浦なのだがやっぱりコの字形の民家が目立つ。しかも南東(海側)が壁になっていて、日照の悪い北西が開いている。三都半島南端に多いようだ。
潮風とか台風などの対策なのだろうか。
(2008年10月12日訪問)