
三都半島の東岸を走っていたら、道ばたに無縁仏ピラミッドが見えたので立ち寄ることにした。
この墓地の前は小さな船だまりになっていて、船を引上げる斜路がある。

なんと、その斜路を登り切ったところが即、共同墓地になっているのだ。

船だまり側に、私が棺桶台だと推測しているテーブルがあり、その後ろには六地蔵が並んでいる。
引導場と言っていいと思う。

ピラミッドはてっぺんに大きな宝篋印塔がある。
そういえばこの墓地は個人の敷地にも宝篋印塔が目立つ。以前聞いたのは、墓地を整理するとき過去の戒名などを宝篋印塔にまとめるというような話だった。

墓地の廻りでみかけたタコ壺。
すべて素焼きの壺だった。
(2008年10月12日訪問)