月夜野の桑園

様々な仕立ての桑園を見た。

(群馬県みなかみ町小川)

石坂家を見学させてもらい、小川稚蚕飼育所も発見できたのできょうの目的は達成。

そのあと適当に走りながら月夜野地区の桑畑を探すことにした。いまや桑畑というだけでも写真を撮っておく価値があるからだ。

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最初に訪れたのはここ。

見慣れない桑の状態だ。株は30cmほどに仕立ていいるが、昨年の夏~秋に延びた枝をそのまま落葉させ、翌春その木質部分から葉を出させた状態で刈り取っている。

そして、枝を切ったあとの条だけが畑の中に捨ててある。

➡ 場所

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これは稚蚕用桑園ではないか。

きょうは6月4日。この地区の標準的な春蚕の掃き立てから数えて9日目。養蚕に使ったとすれば3齢の始まり。つまりまだ稚蚕期だからだ。

もしかしたら倉澤さんの畑かもしれない。

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別の場所。

うん、これはわりと普通。

中刈り仕立ての彼岸切りの後、夏蚕や初秋蚕に向けて養生しているところだと思われる。

➡ 場所

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いまはまだ春蚕のシーズンだからこの畑は使えない。

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別の場所。

また見慣れない仕立ての桑園。

いま私は、利根・片品地方でかつて行なわれていた喬木仕立て桑園の痕跡を探しているのだが、もしかしてこれがそうなのか?

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畝間、株間が相当に広く、通常の桑園が放置されて林になっているというのとは違う。

果樹のように喬木に育てられてそれなりに剪定されているのだ。

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人の背と比べても、通常の桑畑でないことはわかるだろう。

ハシゴを掛けなければ収穫できない。

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葉は切れ込みがある形。利根地方の古い品種、坂東はロソウ系と聞いているのでこれはたぶん違うと思うのだが。

枝が途中でいくつにも分岐していて、条桑育という現代の給桑方法には使えそうにない。

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別の場所。

またまた見慣れない仕立ての桑畑があった。

先ほど見た喬木ふうの仕立てとは違う。

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果樹園のような管理で、広い間隔で桑が植えてある。

枝の付きかたが不規則。桑畑だとしたらまばらすぎて効率的な収穫ができそうにない。桑の実を採るための畑か?

だが、これは後に「立て通し刈り」という養蚕手法だということが判明するのだが、それはまた後日書くことにしよう。

(2011年06月04日訪問)