続いて、天岩戸神社の東本宮へ移動。西本宮の前には門前町があったり、神社としてもにぎやかだったが、東本宮は落ち着いていているものの、入口のあたりは質素な感じだ。
西本宮からは歩いても大した距離ではないが、同じ道を戻る時間を考えたら車で移動するのがいいだろう。東本宮にも十分な無料駐車場がある。
神社の入口にある
地域には国指定重要無形文化財の神楽が伝わっており、この像は神像ではなく神楽の舞手の再現展示といったものだ。
対面には
神社の境内までは長い石段があり、ちょっと息切れする。参道の左側には水盤舎。
鳥居は白木の神明鳥居。西宮と同じだ。
鳥居を入った先の左側には、普通の神社の拝殿っぽい建物がある。たぶん神楽殿じゃないかと思われる。
鳥居を入った右側には臨時の護符売り場のような建物。
正面が神明造りの拝殿になっている。
拝殿の背後は石の間を経て、神明造りの本殿。
西宮には本殿がなかったが、こちらにはちゃんと本殿がある。
思うに、神社としてはこちらの東宮が本体で、西宮は遥拝所だったか、別当寺だったのではなかろうか。
本殿のさらに奥のほうが、天岩戸がある場所なのだが禁足地でまったく近づけない。
本殿の裏にはご神水がある。
杉の根元から湧いていて、自由に酌めるように柄杓もたくさん奉納されているが、あんまり口に含みたい感じの水ではなかった。
ご神水の右手の斜面は地滑りの跡みたいになっていて、小さな社が祀られていた。
境内は杉の森だが、中々の美林。
(2012年03月22日訪問)