宮崎県といえばかつては新婚旅行のメッカだった場所。今回は新婚旅行もかねているのだが、いわゆる宮崎の新婚旅行スポットとは言い難い山間地ばかりを移動した。
宮崎を訪れたのは妻が綾町の機織り工房を見てみたいという理由だったのでその目的だけは果たすことができた。でも宮崎では見るべき場所がもっとたくさんあったに違いない。
旅の3泊目は宮崎市内のホテル、4泊目は椎葉村の民宿、5泊目は大分県へ入って長湯温泉に宿泊した。
3泊目の宮崎市内は予約なしのホテル探しだったが、高知からの移動時間が読みにくかったので飛び込みが正解だった。
4泊目、綾町への椎葉村へは想定していた道路が災害で通行止めになっていて移動に想像以上に時間がかかり、到着が少し遅れてしまった。民宿には途中で電話連絡を入れたものの夕食を片付けられてしまい食堂もない山村でひもじい思いをさせられたため、椎葉村にはいいイメージがない。
5泊目の宿泊地は大分県長湯温泉の旅館「かどや」。露天風呂は炭酸泉の濁り湯で、析出した成分が浴槽に分厚い縁取を造り原型がわからないほど。長湯温泉はどこも炭酸泉で、日帰り温泉施設の「ラムネ温泉」で購入した飲泉カップはいまでも温泉へ行くときの必需品になっている。夜、外湯で入った七里田温泉「