途中、鳴瀧神社という扁額のついた鳥居があり、くぐって進む。
この扁額のデザインなんなんだろう。柏?
正直言うとワカメにしか見えないのだけど。
鳥居はあったけれど神社の社殿は見当たらない。
暗い杉林の中を進んでいく。
杉林はシイタケの原木栽培に使われている。
この辺りではシイタケ栽培をする人があり、先ほど見かけたベーハ小屋ふうの建物もシイタケの乾燥に使うのだという。
100mほど歩くと滝が見えてきた。
中央にあるブロック造の小祠が鳴瀧神社の拝殿、滝が本殿というかご神体なのだろう。
「滝 = 湧水」と紹介しているblogもあるが、たぶん滝は沢水だと思う。昨日の雨もあってか水は少し濁っていた。
長小野湧水は滝の左側の崖の途中から吹き出している地下水の部分だと思われる。
それなりの水量で吹き出しているので、湧水としては立派な部類だ。
取水のためのパイプが取り付けられている。
滝の水と地下水はわずかな棚田を潤して、すぐに緒方川にそそいている。
(2012年03月24日訪問)