午前中で湧水巡りは終わらせ、午後はかねてから行ってみたかった岡城(竹田城)へ向かう。
ただ、経路上に仏舎利塔があるというので寄っていくことにした。
当サイトではすでに何ヶ所か紹介している、日本山妙法寺大僧伽という宗派が建てた仏塔のひとつだ。
仏塔のすぐ横に入口のようなものがあるが閉まっていて、参道は少し離れた西側から入るようになっている。
駐車場は100mくらいに西にある。
境内にあった法華塔と日蓮上人(?)の像。
仏塔はコンクリ製の白塗りのストゥーパ形式。
通常、ストゥーパはお椀を伏せたような形なのだが、この塔は変わっていてそろばん玉みたいな形状。いや、そろばん玉って言っても若い人は見たことないか・・・カレーパンマンみたいな形?
2mくらいの基壇があり石段もあるが扉が閉まっていて基壇上には登れない。基壇の平面は16角形。
仏塔の四方にはくぼみがあって、4つの姿の仏陀が収められている。
塔の正面である西側には説法印の座像。
北側には涅槃像。
東側には阿弥陀定印の座像。
南側は施無畏/与願印の立像。
いずれも基壇があり仏像を見上げるような感じになるので拝みにくい。
仏塔の東側に本堂がある。
このときは私たちだけで、観光客はいなかった。
日本山妙法寺ってひと気がない寺が多いな。
本堂の左側には庫裏。住職は常駐している。
(2012年03月24日訪問)