
先ほど紹介した八つ橋みたいな流れ橋から、100mほど上流に行ったところにもう一つ流れ橋がある。
橋を利用しているのは対岸にある農家一軒だけ。川の手前には取付け道路があり、家の自家用車は橋の手前に駐車しているようだ。
個人所有の橋なのか。そもそも河道内に個人が建造物を所有できるものなのだろうか。

ワイヤーが付いているので流れ橋なのだろう。
でも、かなり頑強な橋桁で、人力で復旧するのは難しそう。流されるたびにユンボを川に入れて、持ち上げるのじゃなかろうか。

訪ねてみようかと思ったが留守みたいで、放し飼いにされている番犬が走り出てくるので橋に近づくのがやっとだった。

2023年のGoogleMapsの衛星写真を見ると、ちょうど橋桁が流された後の状態だった。
裏山の竹やぶの右縁にわずかにつづら折りのようなものが見えるので、この家は緊急時には裏山のしらさぎ台分譲地から降りられるのかもしれない。
(2003年09月23日訪問)