きょうは市場町のほうへ火の見櫓を見に来ている。四国霊場9番法輪寺から10番切幡寺のあいだの地域は田園地帯で、宿場町のようなまとまった住宅密集地がなく、小字がバラバラと点在している。そのためそれぞれの小字が火の見櫓を建てているので、手早くたくさんの火の見櫓を見られるエリアなのだ。
その行程のなかでベーハ小屋を見かけた。
場所は「大字切幡字観音」、なんとも趣のある住所だ。切幡寺の本尊が観音様だからか?
北西側から見ているが、西側は破風繋ぎ、東側が破風切りになった「片破風切り型」のベーハ小屋だ。
越屋根の側面の開閉がとてもしっかりしているので、越屋根部分で換気を調節する大阪式のベーハ小屋と思われる。
(2009年04月26日訪問)