国道193号線を木沢村方向へ降りていくと、とても険しい崖を下る場所が2ヶ所ある。
ひとつは先ほど紹介した大釜の滝の場所で、もうひとつがここ
大轟の滝は国道から一望できる美しい滝だ。特に滝つぼが美しい。
遊歩道もあるようだが、国道から見る姿だけで十分満足できる。高所から落下する雄大さはないけれど、周囲が開けていて滝の全体を見渡せる名瀑だ。
いつか暑い日にこの滝つぼに降りて泳いでやろうと思っていた。
関東あたりでこんな感じの滝で泳いだら、即警察に通報されそうだけど、四国は人口密度が低いのでこんな場所に人が来ることはなく、たぶん通報されることもないだろう。
2005年8月に一度、大轟の滝で泳ごうと思って行ってみたのだが、このときは台風で国道193号線自体が寸断されていた。
193号線は何度かこんな感じの被害を受けていて、何ヶ月か復旧しないこともある。
通行できる上勝町経由で滝まで行ってみたら、増水時に流れ込んだ砂礫で滝つぼが埋もれて残念な感じになっていた。
しょうがないので別の場所を探して川遊びした。
その後、大水の度に川の様子は変化しているので、たぶん現在はまた美しい滝つぼが復活しているのじゃないかな。
(2004年06月04日訪問)