坂本のバーク製造工場

バークを製造する工場があった。

(高知県四万十市坂本)

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香山寺山から降りてきたところにバークの直売所があった。バークとは、庭などの雑草除けの目的で敷く被覆材だ。林業、製材の廃棄物である天然木の樹皮を粉砕したものだ。またはそれを主成分として堆肥にした肥料をバーク堆肥という。用途は「緑化基盤材・土壌改良材」となっている。

40ℓ入りの1袋が150円とかなり安価なので、これは堆肥と考えるのではなく、雑草除けの被覆や、一度も耕したことがない土地に花壇を立ち上げるときの土壌改良などに使うのがいいのではないか。

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作業場には巨大なウッドチッパーが置かれていて、製造中のバークが山になっていた。

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ただ、原料が中々入荷しないのか、泣き言が書いてある・・・。

土地はまだいっぱいあるので、このくらいの量だと開店休業状態なのかもしれない。

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中々楽しそうな会社だな。

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電話番号の語呂が「みんなろくでもないパパ」・・・。

ストリートビューを見ると、2014年にはこの直売所はなくなっている。

会社自体は別の場所に移転して現在も事業は継続しているようだ。

(2006年11月05日訪問)