殿川内渓谷でこれといった遊泳場所が見つからなかったので、勝浦川をあきらめて木頭川のほうへ行ってみることにした。
県道16号線で八重地峠を越え、木沢村へ。木沢村は家からけっこう距離があり、頼りの国道193号線は頻繁に通行止めになる、心理的に遠い場所だ。
でも
そのまま木頭川の上流方面へ行ってみた。
木頭川は剣山付近に流れを発する川で、砂防ダムの連続だけれど県道から標高差が少なく、川に降りられる場所も多い。
でもねぇ、どうも水量が多くて流されそう。木頭川はあんまり川遊びには適してないみたいだ。
きょうはあきらめて四季美谷温泉にでも入って帰るか。それでも人家が途切れる場所まで行ってみよう・・・。
すると、岩倉という最後の集落を過ぎてしばらく行ったところに山仕事の作業場みたいな場所があり、そこに立派な性神が祀られていた。
写真のアングルだとわかりにくいけれど、この岩自体が男根の形に似ていて、それで信仰されるようになったのだろう。
山仕事の人たちが奉納しているのだと思う。
中々に立派ではないか。
(2006年07月22日訪問)