徳島の山村を巡るときには、ドライブマップは縮尺が小さい上、地図上の情報も少ないためほとんど役に立たない。そのため主に1/25,000地形図をドライブ時にも見ている。神社仏閣については地形図である程度発見できるのだが、辻堂は地図上にプロットされていない。
つまり、茶堂を見つけるには実走するしかないのだ。
祭壇は奥の1間にあり、それ以外は完全に吹き放ち。
天井からくす玉みたいなものが下がっている。これ、何なのだろう。
灌仏会で使う
厨子に祀られているのは地蔵菩薩。
お堂の右奥にはオカマゴがあった。
吉野川右岸の緑泥片岩地帯で見られる、石製の竃状の祠である。
お堂の横には大きなムクノキがある。
幹周りが4.8m、樹高18m。
美郷村指定天然記念物に指定されている。
根元には大日如来が祀られていた。いつかこの樹に飲まれてしまうかもしれない。
(2002年11月10日訪問)