川田川の最上流部にある
この滝を訪れたのは直前の記事から4年後の2006年になるが、川田川上流部を続けて紹介した流れで、この滝にも触れておこう。
不思議な名前だ。むかし修験者が衣が濡れるのもいとわず日が暮れるまで修行に没頭したということから名付けられたというようなことが看板に書かれていた。ちょっとその看板の文章は全体的に釈然としない曖昧さがあっったので、どこまで真に受けていいのかはわからない。音が先にあってあとから漢字をこじつけたのではないか。語源は中世の乞食僧「ぼろぼろ」ではなかろうか。
滝壺への入口はそそり立つ片岩が門のようになっていて荘厳な雰囲気だ。
ただ、滝自体は水量が少なく、何段かになって飛沫のように落ちていて、あまり迫力はない。
落差は30mとのこと。
滝壺はないが、代わりに甌穴がある。
この滝はやっぱりこの門のような岩が見ものかな。
駐車場のところにも小さな無名の滝があった。
同じく、駐車場で見かけたアサギマダラ。
この日は何度もアサギマダラを見た。
(2006年05月31日訪問)