中前寺からの戻り道、道ばたに「覗岩入口」という立札があった。
展望台的な場所かな?
車道からすぐの場所のようなので行ってみることにした。
どうやらくさり場のようだ。
でも白いポールは何なのだろう?
鎖のように見えたのは白いポールに連結されたアンカーだった。
恐る恐る白いポールをつかんでみたら、、、、
ひぃぃぃ~ハシゴだ! 大峰山の西の覗き的な行場だった!
しかも、ハシゴの下端は接地しておらず、オーバーハングの断崖から垂れ下がって途中で終っている!!
覗いただけでお尻の穴がムズムズしてくる。
崖下まで降りてみた。
崖は20mくらいだしハシゴは鉄製で強度は十分だから冷静に考えたらすごく危険ということはないのだが、ハシゴはつららのように完全に崖から浮いているのだ。
このくさり場は登るのではなく、上から降りてくる修行なのだろう。ハシゴの終わりに鎖が下がっているのでそこに足をからませてさらに降下しろってことか?
いや無理でしょう・・・心理的に怖すぎる。
造られたのは2年前。
誰がこんな恐ろしいことを考えたのかね。
(2002年11月23日訪問)