高越山の尾根の鞍部に広大なツツジの林があり、公園になっている。
このツツジは公園の植栽ではない。樹齢は300年ほどあるというから、二次林か自然林なのだろう。特にオンツツジという種類のツツジの最大の群生地として知られている。
二次林だったとしてもこうした群生地が生まれるのは標高1,000mを越える尾根で水が少ない場所に適応したからだと思われる。
ツツジというと樹高1m程度の低木のイメージだが、ここのツツジは巨大で近くまで寄ると人間が中を歩けるほどの林になっている。
もっともツツジの中に立ち入ることはできず、外周を歩けるだけだ。花の見ごろは4月中旬~5月下旬。
(2002年11月17日訪問)