明秋川筋とひょうたん池

よく整備された野池。荒川の河跡湖。

(埼玉県吉見町明秋)

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荒川の旧流路の河跡湖。東吉見第2横堤と北吉見横堤によって分断された長さ約1.5kmの沼は明秋(めいしゅう)と呼ばれる。この辺りがかつて明秋村という村だったことにちなんだ釣り人たちによる呼び名だ。国土地理院の地形図などには沼の名前は見つけられない。

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明秋の北端には空から見るとヒョウタンのように見える水域があって、この部分をひょうたん池と呼ぶようだ。

ここは野池(管理されていない釣り場)なのだが、見てわかるように駐車場があり、仮設トイレが設置されていて、釣り堀に近い管理状況の釣りスポットだ。

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ひょうたん池北端の駐車場。ひょうたん池には駐車場が2ヶ所あり、全部で20台以上は置ける。

➡ 場所

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ひょうたん池の様子。有料の釣り堀かと見まがうような桟橋。

足場や単管だってタダじゃない。長年ボランティアたちが整備し続けてきた姿なのだ。

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ただあまりにも整備されすぎていて野池のワクワク感はあまりない。

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ひょうたん池の南側、明秋と呼ばれる野池部分。

野池部分にも何ヶ所か駐車スペースがあり、全体で10~15台くらいは置けそう。

もと畑地だと思うが、地主さんが無償提供しているのだろうか。

➡ 場所

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釣りをするにしろ、河跡湖を観察するにしろ、駐車場の心配がいらないのはウレシイ。

駐車場から沼への降り口。

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階段や手すりが設置されているという親切な造り。

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このエリアは釣り台が中心となる。

友人同士で雑談しながら釣り糸を垂らすというような釣りには向かなそう。ソロ中心のエリアか。

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岸辺は草が刈られ歩けるように整備されている。

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池に浮かべられている竹は隣同士の釣り人のポイントを分けるためのようだ。

メインの対象魚はヘラブナ。

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私は釣りをしないのでわからないけれど、やっぱり釣れるポイントと釣れにくいポイントとかあって、場所取りは早い者勝ちみたいな感じなのだろうか。

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明秋の南端のエリアはほとんど整備されておらず、駐車場もない。

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ただ所々に沼に近づける場所がある。

これは畑に水を汲み上げるポンプ小屋。

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ポンプ小屋の中を通っていくと釣り台があった。

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このあたりで釣りをしている人はあまりいない。

あまり釣れないポイントなのかな。

野池らしい場所だ。

(2022年11月22日訪問)