
寺町めぐり4軒目の寺。
川を挟んで隣にある大慈寺のもと塔頭であるという。大慈寺がかつて南部氏の菩提寺だったため、みだりに檀家をとることができず、そのため新たに寺を起こしたのだそうだ。

山門は向唐門の四脚門で彫刻がごてごてと付いている。欄間の部分には三尊仏のようなものもいらっしゃる。
最近修復したのか、築20~30年くらいにみえる。

境内にはまわり場がある。写真ではわかりにくいが、楕円形という珍しいまわり場だ。

境内は、本堂、庫裏、鎮守堂、六地蔵堂、地蔵堂、稲荷社。
寺宝として中将姫の手織りの「おまんだら」があるという。
(2000年10月07日訪問)