白鳥神社

参道には朱塗りの太鼓橋、境内には蛇藤がある。

(宮城県村田町村田)

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東北自動車道の村田インターを目指したが、その村田町がちょっといい感じの町だったので、立ち寄ることに。こんなことをしているからどんどん予定が遅れていくのだが、まぁこれも旅の楽しみかたのひとつだろう。

村田町の中心部は車を停められそうな場所がないので、町外れの白鳥(しらとり)神社の駐車場に置くことにした。ここは商店街の共同駐車場になっている。

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駐車しただけでは失礼だからまず神社へお参り。

一の鳥居を過ぎると朱塗りの太鼓橋がある。思ったより立派な神社だ。

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二の鳥居。境内は巨木がうっそうと茂っていて遠目にはこんもりとした小山のように見える。

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二の鳥居の横にあった石造の五重塔。

てっぺんには石製の相輪までついている。それにしても地震などでよく倒れないものだ。

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鳥居を入ったところには朱塗りの水盤舎がある。そのたもとから大きな藤が生えていて、参道を斜めにまたいで反対側の杉の木に絡みついている。

この藤は「蛇藤」といって伝説によれば樹齢千年で、八幡太郎義家が前九年の役のときピンチになったのを、大蛇に変じて助けたのだという。

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拝殿の前にあった狛犬。

サルのようにも見えるが‥‥。

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東北の狛犬ってどうしてこんなのばかりなんだろう。

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拝殿。

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本殿は流造で、拝殿とは棟がつながっている。言いようによっては権現造とでも言えようか。

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拝殿の左側にあった末社。

甲子大国神社(手前)、松尾神社(奥)。

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拝殿の右側にあった末社と神庫。

ちなみに写真の末社の裏で高校生のカップルが隠れるようにデートしていた‥‥。今どきのこんな由緒正しいスタイルの逢引を実行している高校生が日本にいたなんてちょっとびっくりだ。これからも頑張って日本の伝統を守ってほしいものだ。

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神楽殿。

神楽殿の後ろには大銀杏があった。

2010年11月2日 この大銀杏が倒れたというニュースがあった。拡大写真はこちら。

(2001年08月11日訪問)

神木探偵 神宿る木の秘密

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