夕食をとろうと、塩竈市の市街地を歩いてみたがなかなか気に入った店が見つからない。
ぶらぶらしていたら、御釜神社という神社があったので立ち寄ることにした。
神社の前は商店街である。
商店のやわらかい明かりが門前町の風情を感じさせてくれる。
この流造の建物が本殿。
敷地は広いのだが、拝殿などの大きな社殿はなく、小さな祠などがぽつぽつとある寂しい神社だった。
塩竈神社の末社で、製塩のための釜をご神体としているらしい。
狛犬。
全体のシルエット、顔、体つき、何もかもが変。
ご神体を格納する蔵か?
松尾芭蕉が奥の細道ツアーでこの神社に立ち寄り、釜を見学したということが「曽良旅日記」に書かれているという。
ご神体の釜のひとつ。神事で実際に使われている釜なのであろう。
境内は奥のほうに広くなっていて、藤鞭社(?)という末社があった。
社務所。
この神社で一番巨大な社殿である。
門前にあったおもちゃ屋。
子供の夢が詰まっていそうな、ムードのあるおもちゃ屋だ。おもちゃに対する愛情のようなものを感じさせる。この店の前を素通りできる子供はいないのではないか。
(2001年08月15日訪問)