覚範寺から東隣の東昌寺へと移動するつもりだったのだが、東昌寺の入り口を見逃して通りすぎてしまった。もしかしたら北山の北面の墓地方面から入れるのかと思い、いったん山の裏手に廻ってみたのだがそれがいけなかった‥‥。北面に入り口は見つからず元の道に戻ろうとしたところ、付近の北仙台駅の夕暮れどきの交通渋滞にはまってしまった。一瞬の判断ミスで 20 分くらいの時間をロスする。市街地の寺巡りの怖いところだ。
北山最東端の寺、光明寺の門前まで戻ってきたときにはもはや「夕方」というより「夜」に近い雰囲気となっていた。
それでも北山の寺は全部見るつもりだったので、しぶとく参詣する。
光明寺の入り口にも輪王寺で見たのと同じような木戸があった。造形も同じなので同じ業者が施工したものなのだろう。
杉並木の参道を進むと薬医門がある。
薬医門の正面と石段の軸線がわずかにずれていて絵になる。
薬医門にはすでに電灯がともされていた。
本堂は千鳥破風+唐破風向拝つきの入母屋屋根。
本堂の左側から墓地のほうへと行ける。その途中に書院のような建物があった。
本堂の右側には玄関、その右側には庫裏。
(2001年09月23日訪問)