脇町の町役場の前にある火の見櫓。
直線的で、男性的な雰囲気がある。
立っている場所は大谷川の西岸の道路と護岸の間の遊歩道のような場所。
北側から来ると、正面に見えるためとても目立つ火の見櫓だ。
櫓の下にある「デ・レーケの丘」というノボリは、明治時代に日本に治水工事を体系化したオランダ人技師、ヨハネエス・デ・レーケにちなむ公園がこの近くにできたことを祝うノボリのようだ。
この場所から上流にかけて、デ・レーケが指導して作られたという立派な砂防堰堤が見られる。
火の見の写真だけじゃなく、どっちかといえば、砂防堰堤の写真を撮っておくべきだったか? いやそれよりまず脇町役場の建物を紹介すべきだったかもしれない。
2021年現在、この火の見櫓と小屋は取り壊され跡地は遊歩道になってしまっている。
(2004年10月24日訪問)