
赤地蔵。
瑞用寺の門前をカメラを持って歩いていたら、近所の人が珍しいものがあるから見ていきなさいと案内してくれた。それはベンガラで彩色された露天の石造地蔵尊だった。

地蔵は3体あり、どれも頭の先から足の先まで真っ赤に彩色されていて、まったく地の色が見えない状態。 想像以上の赤さだ…。
よく鉄工所の前の道が鉄分で赤くそまってしまっているが、ちょうどそんな感じである。

斜向かいの畳屋さんが管理しているので、いわれはそこで聞けばわかるとのことだった。
疱瘡除けのまじないかなにかであろうか。

僧形の頭部がテカテカに光っていた。

敷地にある念仏塔までもが巻き添えで真っ赤になっている。

敷地は三角形で三本辻(T字路)にある。いかにも特別な場所という感じがする。
(2001年11月24日訪問)