岡川寺。「こうせんじ」か。
なにか別の寺の看板につられて国道を離れたのだが、結局その寺には着けず、迷って適当に走っていたら道端に寺があったので寄ってみた。
本堂。
宮大工の仕事ではなく、家大工の仕事のような建築だ。
庫裏は一応切妻だが、まったく仏教建築ではない。
本堂の左側には大師堂。軒が高いずんぐりとした建物に、戯画的な唐破風が付いた、かなりぐっと来る建物。
大師堂の外陣部分に専用の入口がついていて、内部は十二支守り本尊霊場の巡礼堂にもなっている。
守り本尊は弘法大師の周りに並べてあり、時計回りに拝観するようになっている。
大仏の背中には小部屋のような空間があって、内部には薬師如来座像が置かれていた。
残念ながら大仏や基壇の内部に入れる空間はなかった。
(2001年11月25日訪問)