「気佐石」は「けさいし」と読む。行田稚蚕共同飼育所の横にある神社。
境内は杉林で昼でも薄暗いが、背後は広々とした畑になっているので奥に行くと明るくなる。このように背後の守りが手薄な寺社は、参詣していて拍子抜けしてしまうことが多いが、ここでは背後に奇麗な田園風景と妙義山の奇景のおかげで残念な感じはしない。
社殿は、拝殿、本殿。
拝殿の向拝柱とヌキが赤く塗られていて、鳥居のように見えるのがおもしろい。
神社の背後に見える妙義山。妙義山は古い死火山で、火成岩が侵食で残された異様な形の山体をしている。
小さな写真だとわかりにくいが、山腹に「大」の字が見える。
上の写真を拡大。
妙義神社の奥の院付近にある大の字のモニュメント。
岩場に見えるが、くさり場があって文字のところまで行けるという。いつか行ってみたい場所だ。
(2008年05月03日訪問)