小金久保の集乳所を見学したとき、近くにもうひとつ集乳所があると教えてもらい、行ってみた。
それが、これ。
これは正直、かなり見極めがむずかしい。
小屋自体が小さいので保冷にもならないだろうし、また、壁も屋根もトタン波板張りのため衛生的にどうなんだろうと思う。
内部には藁が保管されたまま放置されていた。
周囲には、センダングサが生い茂り、ちょっと近寄りがたい状況になっていた。
あえて、特殊な構造があると言えば、このブロックの土台だ。水道設備でもないようで、使い方はわからなかった。
この物件は、これまでの私の集乳所に対するイメージから逸脱した存在であった。これを見てしまったいま、フィールドではこれまで以上の集中力が必要なのだということを知ったのだった。そういう意味では貴重な体験となった。
(2012年12月24日訪問)