つぎなる目的地、のぞみの園へ向かう途中で見かけた、百庚申。
住所は乗附町。この住所は観音山の市街側の東向き斜面の広い範囲を占めているのだが、この百庚申付近には人家はない。むしろ尾根を越えた西斜面の大谷という字に近い場所だ。名前がわからなかったので、住所から「乗附の百庚申」としたが、むしろ「大谷の百庚申」というのが本当かもしれない。
「庚申」、「日待塔」などと書かれた板碑が中心だが、「道祖神」や墓石と思われるものも混ざっている。
地図を見ると、現在は尾根に二車線の車道が通っているが、以前は尾根から少し下がったこの場所に古い道が通っているようだ。
もしかすると、この庚申塔は古い道にそって並んでいたものを、一ヶ所に移動したものなのかもしれない。
(2008年12月29日訪問)
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文庫 – 2014/11/28
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