
次の目的地へ移動するのに、山名町の山中を抜けるルートをとった。めずらしい道を通れば、めずらしいものがあるかもしれないと、つね日ごろ心がけていることである。
山名町の山中には、上野三碑のひとつ「山ノ上碑(やまのうえひ)」という史跡がある。そのすぐ近くで見かけた辻堂。三差路にあり、まさに「辻」堂である。

新しく建てられた四方吹き放ちの堂だが、けっこう立派だ。

鰐口もついている。
地蔵尊の左右は庚申塔。

近くで見かけた蚕室。破風のような気抜きがめずらしい。
2階は上蔟室で、手前の大きな庇の下では壮蚕を飼育できたのだろう。
(2013年01月13日訪問)